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個人ではなかなかわからない目に見えにくいもの、「水」。でも自分が使っている「水」の事、しっかり知る事が大切です。 今回は貯水槽・受水槽のお話し。 目からウロコです!!
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―― 一戸建ての建物には「受水槽」は必要ない? 一概にそうとも言えません。
各地域によって「配水小管」という水道管の太さが違うんです。「配水小管」の
太さは一律ではありませんので、もしその「配水小管」が細くて、その戸建に
必要な水量が確保できない、というのであれば「受水槽」を設置することもあり
ますね。
――4階以下の建物では「受水槽」を設置しなくてもよいと聞いたのですが? 「直結」という方法です。できますよ。 昔と違って水道事業というものも、各自治体でウエイトが高くなってきていて大分整備されてきています。
昔は水の使用量が増える夏場などには、どうしても水圧が弱くなってしまって蛇口をひねっても水が出てこない、ということもあったんです。 高台にある建築物などは特にそうでした。
しかし公共事業にともなって今では浄水場の施設設備も進んでいますので、低層の建物であれば、「直結」にすることにより 受水槽設備がいらなくなる、というメリットはありますね。 「受水槽」というものは「受水槽」単体では、ただの水瓶です。 各世帯に水を送るために「加圧ポンプ」「揚水ポンプ」といった設備が必要になります。 そういった受水槽に関する設備投資(受水槽本体も含みます)、また加圧ポンプ、揚水ポンプ、受水槽の維持管理費、つまり建物を建築するときのイニシャルコスト、ランニングコストの削減ができるわけです。
しかしもちろんデメリットもあります。 「直結」の場合、もし地震などで、停電が起こってしまった場合、水の供給は止まってしまいます。 そんなときに受水槽があれば、受水槽の中の水は使えるわけです。
防災、消防の面で「受水槽」は大きなポイントになります。 そういったメリットもあるので、一概に「直結にするべきだ」「受水槽はダメだ」ということではありません。
オーナーさんだとか所有者の考え方で事例はまちまちですが、「水道は常に安全、安定供給される」という前提があるんですね。 その前提さえクリアできれば、建物の用途や建築物、構築物の使用目的によって「直結方式」「受水槽方式」を使い分けることが重要です。
――では5階以上の建物の場合、絶対に受水槽を設置しなければならないんですか? そういったわけでもありません。 規定はありますが、「ブースターポンプ」という「増圧ポンプ」というものがあって規定以内であれば5階以上でも設置できます。 ちなみに「ブースターポンプ」はまだまだ高価な設備なので、コストは受水槽を設置する場合と大差はありません。 低層の場合に「特殊な直結」として設置できます。高層の場合はさすがに無理です。
重要なのはその建物に必要な水量が確保できるかどうかなんです。
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