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今では「水道」が各家庭にあるのは当たり前になってます。 じゃあ、水道がどうやって普及してきたのか? これをご存知の方はすくないはず・・・ という訳で水道業界に長年携わってきた、元東京都技能検定委員をされていた「岸 泰通さん」にお話しを聞かせていただきました!!
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「水道」はどう普及してきたものなんですか?
僕らの時代っていうのは、高度成長期の波に乗って、なんでもかんでもどんどん開発されていった時代でした。
そのころに水道行政というものが昭和30年前後、「各市町村で井戸水が出なくなる」「井戸が枯れてしまう」という現象がおこってしまい「水道」をつなげよう、というのが東京都東大和地区での「水道」の発端です。
それから(東京都東大和地区の場合)昭和38年に「指定工事店制度」をいただいて、私たちが水道を工事させていただいているという状態になったんです。
当時は、行政にとっても水道事業をやるにあたって相当な経費がかかったんです。
水道の元になる「本管」を入れなければいけないですから。
さらに需要があればいいんですけど、人口があの当時3万〜5万人で、農家さんなんかは自宅に「井戸」があったんです。
そういった家庭には「家に井戸あるし、いまさら金払って水道なんていらない」という、こういうお宅が多かったんです。 |  元東京都技能検定委員 岸 泰通さん |
それから・・・・
そうなると市の立場から見れば水道の本管を引いたのは良かったけど需要がなければ役所は赤字になっていまいますね?
そこでプール計算というものをだしたんです。
水道管を引くにはお金が掛かる。本管からの距離で水道を引く料金に差が出てくるという問題が出てきてしまう。
水道管からの距離が3メートルのお宅と20メートル離れているお宅で、水道を引く料金に差が出てしまうと問題ですよね?
そこで「プール計算」というものがでてきます。
この「プール計算」というものは、
水道を繋ぐ場合距離うんぬん関係なく「一世帯3万円」でつなぎますよ。
というものです。
一万円は水道の本管をいれる為の分担金、給付金で、あとの2万円は工事費として、「一世帯3万」。
「水道」というものは、こうやって普及してきたんです。
余談になりますが、行政側も確かに大変だったんですが、その当時は「蛇口」や「分水サドル」「止栓」「ポリナイト管」「メーターボックス」も市からの支給というものでしたので、工事店は本当に大変だったんです。
今も昔も、業者にも行政にも言えることですが「自分が良ければいいんだ」というような姿勢ではダメだと思うわけです。
各事業間の連帯、又行政に対してもお互いに協力しあう姿勢が大切なのです。
「水道業」をいかにうまくすすめていくか?という事はいつでも考えていることです。
 多摩湖(村上貯水池)取水塔 |
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