2018.1.12
最近話題だという「つり戸」についてご存じですか?
ライフスタイルに合わせてお部屋作りができることで人気のようです。
そこで今回は、最近話題になっているつり戸についてご紹介します。
メリットとデメリットを知ってリフォームに取り入れてみてはいかがでしょうか?
つり戸とは、主に部屋の間仕切りで使用される場合が多いです。
部屋の上部分からレールなどを取り付けて戸をつるして引き戸のように開け閉めします。
一般的な引き戸は、床にレールやレールの溝がありますがつり戸は逆で天井につけます。
種類は、アウトセットタイプや上つりタイプ、上レールタイプなどあります。
つり戸は、洋風タイプでシンプルなデザインが多いためマンションのリフォームで使われるなど最近の新築、リフォームで人気のようです。
つり戸のメリットは、天井にレールを取り付けるので床にレールの溝がない為、足元がフラットで安心です。
バリアフリーにするときなどに良いでしょう。
また、部屋をライフスタイルに合わせて自由につくることが可能です。
例えば、1つの子供部屋に吊り戸を使用することで、仕切り代わりとしても扉としても簡単に部屋を分割することが可能となります。
このほかにも壁と一体化して収納ができるので広い空間をつくることが可能です。
つり戸は、空間を広くするだけでなく静かで戸を引く音も伝わりにくいといわれています。
また、レールの溝にほこりがたまるという問題もないので衛生的にも良いといわれています。
つり戸は、戸を支えるために丈夫さが問われます。
頑丈にすると価格も高くなっていきます。
通常の戸よりコストが高いのがデメリットでもあります。
また、機密性が低いともいわれています。
天井から吊り下げている分、床と扉の間は少し空間があります。
あその為、床と戸の間から隙間風が入り、暖房効果等は弱いと言われています。
リビングや開け閉めが多い部屋にはあまり向いていないとも言えそうです。
ほかにも電気のスイッチボックスの取り付ける場所に制限が出ます。
これは、壁面が減るからです。
そのあたりも考慮した上で、検討してみると良いでしょう。
いかがでしたか?
つり戸についてご紹介しました。
バリアフリーや空間を自由に使えるなどライフスタイルに合わせたリフォームが可能なつり戸ですが一方で価格や機密性というデメリットもあります。
リフォームする際は、何を優先にするかを話し合い、心地よい生活を手に入れましょう!