2019.9.2
収納スペースをどこに設けるのかはアイデア次第です。
思いがけないデッドスペースが収納に活用できる場合があるので、リフォームの際にはぜひアイデアを発揮してください。
ここでは「こんなところに収納が!」と驚いてしまう、仰天収納リフォームを紹介しましょう。
フローリングのリビングでは寝転ぶことができないので、ゆったりとくつろげる小上がりを作るリフォームが人気を集めています。
畳敷きの小上がりは、日本人の心が安らぐ絶好のスペースですね。
一方で、小上がりを設置すると、天井までのスペースが狭くなるため圧迫感があり家具類も配置しにくいというデメリットがあります。
小上がりの床下を引き出し式の床下収納にしてしまえば、衣類や小物、書籍などを収納できるスペースになるでしょう。
深めの小上がりで掘りごたつ式になっている場合は、ファンヒーターや扇風機といった季節ものの家電製品も収納できる大容量スペースが確保できます。
リビングはくつろぎが優先の空間なので、基本的に収納スペースは少なめに設計されています。
しかし、家族が集まるリビングは、自然と物が多くなるものですから、ある程度の収納スペースは確保したいところでしょう。
驚きの収納アイデアとして、壁にかけた薄型液晶テレビの裏側が収納スペースにリフォームされている、なんて事例もあります。
液晶テレビは収納の扉に埋め込まれており、テレビの裏はAV機器やDVD・ブルーレイディスクなどのソフトを収納できるスペースとして活用できます。
同じ要領で、洗面所やトイレでは、鏡や絵などを扉にした隠し収納棚にするというリフォームも有効です。
洗面所やトイレはお客さまが尋ねてきたときに目について欲しくないものも多いので、目隠し効果がある収納として活躍するでしょう。
脱衣場では、姿見鏡を扉にした隠し収納もおすすめです。
アメニティの予備やコスメを収納しておくだけでなく、身だしなみを整えるのに便利な姿見も兼ねているので、女性にとっては特に使い勝手が良く感じるでしょう。
アイデア次第で色々な場所を収納に変身させられます。
リフォームの際には、あなたのアイデアを発揮して便利でオシャレな収納をつくりましょう。